水. 3月 25th, 2026

2026年MLB開幕直前レポート:識者のシーズン大予想と大谷翔平の「生きた英語力」

いよいよ2026年のMLBレギュラーシーズンが幕を開ける。水曜日の午後8時5分(東部標準時)、ネットフリックスで配信されるヤンキース対ジャイアンツのオープニングナイトを皮切りに、木曜日には本格的な開幕戦が行われる。

この開幕を目前に控え、MLB のスタッフ57名が今季のスタッツリーダーや各賞受賞者、さらには地区優勝やワールドシリーズ制覇チームの予想を公開した。

激戦のア・リーグ、識者たちの地区優勝予想

最も過酷な争いが予想されるア・リーグ東地区では、ブルージェイズの連覇が有力視されている。昨季ワールドシリーズ制覇まであと一歩に迫った彼らは、オフにディラン・シースや日本から参戦する岡本和真といった大物FA選手を獲得した。ボー・ビシェットの穴を埋めるのは容易ではなく、トレイ・イェサベージ、ホセ・ベリオス、シェーン・ビーバーらが負傷者リスト入りして開幕を迎えるものの、万全な状態になればリーグ屈指の強力な投手陣となるはずだ。1991年から93年以来となる連続地区優勝の期待がかかる。

中地区はタイガースが本命だ。昨季は終盤に苦戦しワイルドカードでの進出となったが、そこから巻き返してリーグチャンピオンシップシリーズまであと一歩に迫った。サイ・ヤング賞を2度獲得したタリック・スクーバルを中心に、フランバー・バルデスや復帰を果たしたジャスティン・バーランダーが加わったローテーションは、2014年以来最強の布陣と言える。さらに、マイナー183試合で打率.308、出塁率.410、長打率.512という驚異的な成績を残すMLB全体2位の有望株、ケビン・マクゴニグルの遊撃手としての昇格も起爆剤になりそうだ。

また、西地区の覇権を狙うマリナーズの存在感も際立っている。60本塁打を放った捕手のカル・ローリーと、スター外野手のフリオ・ロドリゲスという2人のMVP候補を擁する。エウヘニオ・スアレスに代わってブレンダン・ドノバンを獲得し、ジョシュ・ネイラーの引き止めにも成功。リーグ屈指の投手陣を、このバランスの取れた強力な打線が援護する形だ。

ワイルドカードは東地区が独占か

ワイルドカード争いに関しては、ヤンキース、レッドソックス、オリオールズと、東地区勢が枠を独占するという声が多い。

昨季リーグ最多の274本塁打と849得点を記録したヤンキースは、コディ・ベリンジャーとの再契約やトレント・グリシャムの残留により、94勝を挙げた強力な陣容をほぼ維持している。さらに、トミー・ジョン手術から回復中のゲリット・コールが5月下旬から6月上旬に復帰予定であることも大きな好材料だ。

対するレッドソックスはアレックス・ブレグマンがFAで退団したものの、ウィルソン・コントレラスの加入が大きい。ロマン・アンソニー、ウィルヤー・アブレイユ、セダン・ラファエラらの躍動がフルシーズン続けば、昨季後半戦以上の脅威となる可能性を秘めている。

チームメイトが明かす、大谷翔平の真の英語力

各球団が新シーズンに向けて熱気を帯びる中、ドジャースのクラブハウスでも選手の結束力を高めるポジティブなエピソードが話題となっている。24日にニューヨークで開催されたアワードディナーで流暢な英語スピーチを披露した大谷翔平(31)について、同僚のマックス・マンシー内野手(35)がその舞台裏を語った。

マンシーは28日配信の米人気ポッドキャスト番組「ファウルテリトリー」に出演。大谷の英語力について問われると、野球に関する英会話の素晴らしさを手放しで称賛した。事前の準備が必要なスピーチや、とっさの対応が求められるインタビューとは異なり、普段のクラブハウスで彼がいかに巧みに英語を操っているかを強調している。

「彼がチームメートと交流する姿を見るのは、いつもクールだよ。一生懸命に話そうとしているからね」とマンシーは語る。覚えることを決して面倒くさがらず、チームメートが何を話しているのか真剣に学ぼうとする大谷のグラウンド外での真摯な姿勢が、チームの雰囲気をさらに良くしていることは間違いない。

Related Post